京都春秋

本堂内陣

地蔵信仰と壬生狂言、新選組ゆかりの寺
壬生寺

春季特別公開

2024年4月27日~5月5日

※内容が変更になる場合があります。

詳しくは「拝観のご案内・ご注意事項」をご参照ください。

地蔵信仰、壬生狂言、新選組の3つで広く知られる壬生寺。GWに上演される壬生狂言に合わせ、通常非公開の本堂や庭園などが特別公開されます。
本堂には本尊 地蔵菩薩立像(重要文化財)が安置されています。
旧本尊は日本の仏像彫刻に多大な影響を与えた平安時代の仏師 定朝作とされるものでしたが、火災によって焼失しました。
本公開では修復図面などを元に3年がかりで復元された縄目地蔵尊像(延命地蔵菩薩像)が公開される他、特徴的な石組みと新緑が美しい庭園(京都市指定登録文化財)、寺宝が公開されます。2024年は宝物である重要文化財「錫杖頭」(しゃくじょうがしら)や、 雪舟筆と寺伝に伝わる「釈迦伝図」、壬生寺の往古の伽藍を描いた「壬生寺古伽藍之図」、元重要文化財であった「正嘉年銘金鼓」が特別展示されます。

  • 復元 縄目地蔵尊像(延命地蔵菩薩像)

    一般初公開の縄目地蔵尊像は、昭和37年に焼失した定朝作と伝わる旧本尊を復元したものです。大正年間に修復された際の図面や、縄目地蔵を描いた鎌倉時代の図絵(根津美術館蔵)を元に、3年の歳月をかけて制作されました。寸法は当時と同じで、総檜の寄木造です。『太平記』では追っ手から逃げる武士の身代わりに捕縛されたという記述があり、このことから「縄目地蔵」の名で親しまれるようになりました。

  • 壬生狂言

    正式には壬生大念佛狂言といい、国の重要無形民俗文化財に指定されています。700年以上前に円覚上人が創始したもので、仏教の教えをわかりやすく群集に伝えるために創作された無言劇です。伝承団体は壬生寺の信者の方で構成されていて、全て口伝で継承されてきました。GW期間中の4月29日~5月5日の間、重要文化財の狂言堂で催されます。 詳しくは壬生寺ホームページを御覧ください。

  • 【特別展示】「錫杖頭」(重要文化財)

    正暦2年(991)、園城寺の僧侶・快賢僧都が亡き母の供養のため、仏師・定朝に命じて延命地蔵菩薩像を造らせ、これを本尊として建立したのが壬生寺の始まりです。昭和37年の火災で本堂及び、定朝作の御本尊ともに失われました。旧本尊の持物である錫杖頭が現在残ります。 現在の本尊は昭和42年に唐招提寺から、延命地蔵菩薩像(重要文化財)が迎えられました。

沿革

律宗の別格本山。正暦2年(991)に快賢僧都が亡き母のために建立し、その本尊「延命地蔵菩薩像」は平安時代の仏師 定朝の作と伝わります。本尊の霊験はあまねく広がり、白河天皇の行幸もあり、地蔵院の名を賜ったと言われています。しかし度々火災に見舞われ、現在の本堂は昭和45年(1970)に再建されました。勅願寺でもあり、また京都の裏鬼門にあたることから厄除け開運のご利益が授けられ、広く庶民からも信仰を集めてきました。加えて700年の歴史を持つ壬生狂言や、近年では新選組ゆかりの寺として、幅広い層の方々が参拝に来られます。

庭園

拝観のご案内ADMISSION

拝観期間
2024年4月27日(土)~5月5日(日)
※内容が変更になる場合があります
公開内容
  • 本堂
  • 本尊 地蔵菩薩立像(重要文化財)
  • 庭園(京都市指定・登録文化財)
  • 復元 縄目地蔵尊像(延命地蔵菩薩)
  • 【特別展示】
     「錫杖頭」(重要文化財)
     「釈迦伝図」(伝雪舟筆)
     「壬生寺古伽藍之図」
      「正嘉年銘金鼓」
      長谷川等伯筆「列仙図屏風」
拝観休止日
なし
※法務の都合により拝観休止が増える場合があります
拝観時間
10:00~16:00(受付終了)
拝観料
大人800円 中学高校生400円 小学生以下無料(保護者同伴)
ご連絡先
京都春秋
TEL 075-231-7015 / FAX 075-231-6420
Emailでのお問合せはコチラから
  • 土曜・日曜・祝日のお問い合わせは壬生寺(TEL 075-841-3381)までお願いいたします

  • 壬生狂言(大念佛会)の観覧については 壬生寺ホームページを御覧ください。

  • ご注意事項
    以下の事項について、予めご了承ください。
    • 拝観内容が変更または中止になる場合があります。
    • 境内はお庭以外撮影禁止です。
    • 建物の構造上、車いすでの拝観はできません。
    • 杖をお使いの方のため、杖カバーをご用意しております。
    • 文化財保護のため、お荷物は体の前に抱えてご拝観をお願いいたします。
    • 境内ではスタッフの指示に従ってください。拝観の妨げになると判断した場合は、拝観料をご返納の上、お引き取りいただきます。
    • 暴風警報や大雨警報、地震など、文化財保護の為や拝観に来られる方に危険と判断した際は、事前の予告なく拝観休止とさせていただきます。休止を決定した時点で当HPやFacebook、Twitterにてお知らせいたします。
    • 10名以上の団体様は事前予約をお願い致します。予約先/京都春秋 FAX 075-231-6420、または団体拝観ご予約ページ団体拝観のご予約から予約をお願いいたします。

    交通案内ACCESS

    所在地

    壬生寺 京都市中京区壬生梛ノ宮町31

    電車、バスでお越しの方

    京都駅から地下鉄と市バス
    • 地下鉄烏丸線京都駅から国際会館行き→四条駅下車
      バス停四条烏丸Eのりばから市バス3・8・11・13・特13・臨13・26・27・29・91・203系統壬生寺道下車徒歩約5分【目安時間20分】
    京都駅烏丸口から市バス・京都バス
    • C6のりばから市バス28系統 嵐山・大覚寺行き壬生寺道下車徒歩約5分【目安時間20分】
    • D3のりばから市バス26系統 北野白梅町・御室仁和寺・山越行き壬生寺道下車徒歩約5分【目安時間20分】
    • C6のりばから京都バス72・73・76・77系統 壬生寺道下車徒歩約5分【目安時間20分】
    京阪祇園四条駅から市バス
    • バス停四条京阪前Bのりばから市バス11・203系統壬生寺道下車徒歩約5分【目安時間30分】
    阪急大宮駅から徒歩
    阪急大宮駅から徒歩約10分

    お車・タクシーでお越しの方

    京都駅から約15分。壬生寺道(北行一方通行)の壬生寺付近と四条通り付近に有料駐車場有り

    株式会社京都春秋SECRETARIAT

       

    〒604-0854
    京都市中京区二条通東洞院西入仁王門町26-1 御所南二条ビル3階
    TEL 075-231-7015 / FAX 075-231-6420
    (受付時間 平日10:00~17:00)

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