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方丈庭園「破頭庭」

【秋の公開】織田信長、豊臣秀吉、小早川隆景、千利休…戦国ゆかりの寺
大徳寺 黄梅院

秋の特別公開

2024年10月5日~12月8日

拝観休止日など詳しくは「拝観のご案内」をご参照ください。

千利休作庭と伝わる「直中庭」を持ち、美しい苔とモミジが訪れる拝観者の目を楽しませる。織田信長、豊臣秀吉など戦国大名ゆかりの寺院、大徳寺黄梅院が公開されます。
毛利元就の三男で豊臣秀吉政権の五大老をも務めた小早川隆景の寄進による、禅宗寺院において現存最古の庫裡(重文)や、加藤清正が朝鮮出兵の際に持ち帰ったとされる釣鐘、また狩野永徳や長谷川等伯と並ぶ桃山時代の絵師、雲谷等顔の障壁画(重文・複製)などが公開されます。11月中旬からは境内の紅葉が美しい。

  • 庫裡(重要文化財)

    庫裡は仏教寺院における建造物の一つで、僧侶の居住空間、また台所の機能を持つもの。黄梅院の庫裡は小早川隆景が寄進して建てられたもので、日本に現存する禅宗寺院の庫裡としては最古のものです。

  • 前庭

    表門から庫裡、唐門に至るまでの庭は苔とモミジに覆われ、新緑と紅葉の季節は特に美しい。表門左手には加藤清正が朝鮮から持ち帰ったと伝わる釣鐘があります。

  • 雲谷等顔筆 本堂障壁画(重要文化財)

    雲谷等顔は、毛利家の御用絵師として雲谷派を築いた、桃山時代を代表する絵師です。雪舟の水墨画を手本とし、大胆な構図の水墨画を多く残しました。黄梅院のものは現在、複製です。(一部公開)

沿革

臨済宗大徳寺派大本山、大徳寺の塔頭寺院。永禄5年(1562)、当時28歳の織田信長が初めて上洛した際に、父・信秀の追善菩提のために小庵「黄梅庵」を建立したことに始まります。本能寺の変によって信長が急逝すると、羽柴(後の豊臣)秀吉がこれを徐々に増築し、天正17年(1589)に「黄梅院」と改めました。
毛利元就の三男・小早川隆景が協力をし、宗家である毛利家の菩提寺ともなったほか、鐘楼に使用されている釣鐘は加藤清正が献上しました。秀吉の軍旗「瓢箪」を象った空池を持つ「直中庭」を千利休が作庭するなど、桃山時代の戦国大名、文化人と非常に縁の深い寺院です。

「直中庭」

拝観のご案内ADMISSION

拝観期間
2024年10月5日~12月8日
※内容が変更になる場合があります
公開内容
  • 伝 千利休作庭「直中庭」
  • 武野紹鷗好み茶室「昨夢軒」※10/29~11/7は見学不可
  • 方丈庭園「破頭庭」
  • 雲谷等顔筆 本堂障壁画 一部(重文・複製)
  • 庫裡(重文)
拝観休止日
  • 10月28日
  • 10月30日
  • ※法務の都合により拝観休止日が増える場合があります
    拝観時間
    10:00~16:00(受付終了)
    拝観料
    大人800円 中学高校生400円 小学生以下無料(保護者同伴)
    ご連絡先
    京都春秋
    TEL 075-231-7015 / FAX 075-231-6420
    Emailでのお問合せはコチラから
    ご注意事項
    以下の事項について、予めご了承ください。
    • 拝観内容が変更または中止になる場合があります。
    • 境内は前庭以外撮影禁止です。
    • お手洗いは大徳寺駐車場のお手洗いをご使用ください。
    • 杖をお使いの方のため、杖カバーをご用意しております。
    • 屋内に車いすをご用意していますが建物の構造上、順路はバリアフリーではございません。段差があるため一部、車いすを降りてご利用いただく形となります。車いすをご利用の場合は介添人のご同行をお願いいたします。
    • 文化財保護のため、お荷物は体の前に抱えてご拝観をお願いいたします。
    • 境内ではスタッフの指示に従ってください。拝観の妨げになると判断した場合は、拝観料をご返納の上、お引き取りいただきます。
    • 暴風警報や大雨警報、地震など、文化財保護の為や拝観に来られる方に危険と判断した際は、事前の予告なく拝観休止とさせていただきます。休止を決定した時点で当HPやFacebook、Twitterにてお知らせいたします。
    • 10名以上の団体様は事前予約をお願い致します。予約先/京都春秋 FAX 075-231-6420、または団体拝観ご予約ページ団体拝観のご予約から予約をお願いいたします。

    交通案内ACCESS

    所在地

    大徳寺 黄梅院 京都市北区紫野大徳寺町83-1

    電車、バスでお越しの方

    京都駅から地下鉄と市バス
    • 地下鉄烏丸線京都駅から国際会館行き→北大路駅下車
      北大路バスターミナル青のりばから市バス1・M1・北8・204・205・206系統大徳寺前下車徒歩約5分【目安35分】
    京都駅烏丸口から市バス
    • A3のりばから市バス206系統 千本通、北大路バスターミナル行き大徳寺前下車徒歩約5分【目安時間45分】
    • B3のりばから市バス205系統 西大路通、金閣寺・北大路バスターミナル行き大徳寺前下車徒歩約5分【目安時間55分】
    京阪電車出町柳駅から市バス
    • 出町柳駅前から市バス1系統 西賀茂車庫行き大徳寺前下車徒歩約5分【目安時間30分】
    阪急大宮駅、嵐電大宮駅から市バス
    • 四条大宮から市バス206系統 大徳寺・北大路バスターミナル行き大徳寺前下車徒歩約5分【目安時間35分】

    お車・タクシーでお越しの方

    京都駅から約30分、地下鉄北大路駅から約5分。大徳寺総門(旧大宮通り沿い)南側に有料駐車場有り

    Daitoku-ji Oubai-in Zen Temple

    Oubai-in was built by Nobunaga Oda(a military commander in the Age of Civil Wars, 1533-1582) for a memorial service for his father, Nobuhide, in 1562.It is one of minor temples with Daitoku-ji sect of Rinzai-shu in Zen Buddhism. It was derived from Touzen-ji, Mt.Hato, Oubai-prefecture in China.At first, it was called “Oubai-an” which means a hermitage. When Nobunaga died in 1582, his vassal, Hideyoshi Toyotomi(1536-1598), ordered to rebuild its main building and Kara-gate. Takakage Kobayakawa who was a building magistrate in the time commanded to build a bell tower, a room for guests and a Kuri(like a kitchen of temple). Then, it was renamed from”Oubai-an”to”Oubai-in”in 1589, when Gyokucyu was second priest in this temple.

    Opening Schedule
    2024 October 5 - December 8
    Closed
    October 28 and 30
    Opening Time
    10:00am – 4:00pm
    Admission
    Adults 800 yen, 13-18 years old 400 yen, Under 12 years old free (must be accompanied by adults)
    Address
    83-1 Daitoku-ji Murasakino Kita-ku, Kyoto Google Maps

    株式会社京都春秋SECRETARIAT

       

    〒604-0854
    京都市中京区二条通東洞院西入仁王門町26-1 御所南二条ビル3階
    TEL 075-231-7015 / FAX 075-231-6420
    (受付時間 平日10:00~17:00)

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