今春の非公開寺院と区別公開情報
大徳寺孤篷庵
作庭家、建築家、茶人として後世に大きな影響を与えた小堀遠州が建立した寺院。
茶室「忘筌」は建築、茶の湯を知る者なら、一度は足を踏み入れたい場所である。
忘筌ほか、書院「直入軒」茶室「山雲床」も公開を行う。
昨年の公開が好評であったため、今年に限りの一般公開を行うが、以後の予定は未定である。
茶室「忘筌」は建築、茶の湯を知る者なら、一度は足を踏み入れたい場所である。
忘筌ほか、書院「直入軒」茶室「山雲床」も公開を行う。
昨年の公開が好評であったため、今年に限りの一般公開を行うが、以後の予定は未定である。

書院「直入軒」・茶室「山雲床」
直入軒は遠州が寝泊まり、仕事などを行った寺院内で一番プライベートな空間になっている。そのため、南向きの部屋は本堂とこちらの2部屋だけとなる。床の間や次の間(つぎのま)の入り口の純粋な墨絵の部分は探幽の襖絵である。
山雲床は草庵造りの茶席であるため、本来はにじり口になるはずが、貴人口としているのが特徴である。


茶室「忘筌」
忘筌の一番の特徴はやはり、正面の明かり障子が半分になっていて、下が吹き抜けになっていることである。この明かり障子部分がお茶席のにじり口の変形版となっている。そのほか、お点前席の位置など遠州以外にはないお茶席の造り方となっている。


庭園
遠州の故郷である近江八景を現した庭園。赤土が水を表現しており苔が陸地を表している。本堂、忘筌、直入軒と見る所によって異なった雰囲気が味わえる。

拝観案内 | ◆平成27年秋季特別拝観期間:
●拝観にあたってのご注意点
|
交通案内 |
◆京都駅市バス ・A3のりばから206→「船岡山」下車徒歩5分 ・B3のりばから205→「船岡山」下車徒歩5分 ◆地下鉄烏丸線北大路駅から市バス ・市バス204・205・206→「船岡山」下車徒歩5分 ◆京阪電車四条駅、阪急烏丸駅(地下鉄四条駅)から市バス ・市バス1・102→「船岡山」下車徒歩5分 |
周辺地図
