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名勝「真如の庭」

名勝庭園を持つ紅葉の穴場
妙心寺桂春院【公式ページ】

通年公開

臨済宗最大規模を誇る妙心寺の塔頭「桂春院」。
その歴史は織田信長の孫(信忠の次男)、津田秀則によって創建した見性院に始まります。秀則の死後、無住であったのを美濃の豪族、石河貞政(いしこさだまさ)が父の50回忌に際して境内を整え、桂春院と改めました。
境内で特に目を引くのはその庭。
小堀遠州の弟子、玉淵坊が作庭した桂春院の庭園はそのモミジと苔の美しさで知られ、国の名勝・史跡に指定されています。
玉淵坊が作庭した庭園は桂春院のものを含め4つが名勝庭園に指定されており、近年ではこの玉淵坊が桂離宮の造園に携わった可能性が唱えられています。
また、羽柴(後の豊臣)秀吉が築城した長浜城から移築された書院には、藤村庸軒好みの茶室(非公開)が残ります。
千利休の孫、千宗旦の高弟であった藤村庸軒、また千利休の孫弟子、小堀遠州の弟子であった玉淵坊、侘茶の二つの流れがここ桂春院で交わっています。

  • 名勝庭園

    桂春院の4つの庭「清浄の庭」「侘の庭」「思惟の庭」「真如の庭」は、小堀遠州の弟子、玉淵坊によって作庭され、国の名勝・史跡に指定されています。
    修行者が悟りを開くまでを表す一連の庭は、殊に苔が美しく、「苔の庭」とも呼ばれます。紅葉もまた美しく、時期をずらしながら色づいていくモミジは11月上旬から下旬にかけての長い期間、拝観に訪れた人の目を楽しませてくれます。

  • 狩野山雪筆 本堂障壁画

    妙心寺のいくつかの塔頭寺院と同じく、桂春院の本堂にも京狩野の障壁画が納められています。描いたのは京狩野2代目の狩野山雪。
    障壁画の大部分は水墨画で山水や人物が描かれた落ち着いたものですが、室中正面に納められた襖絵は金箔の上に松と月を描いた雅やかなもので、『金碧松三日月図』と呼ばれます。
    本堂と共に京都府指定有形文化財に登録されています。

  • 書院

    京都府指定有形文化財にも登録されている桂春院の書院は、羽柴(のちの豊臣)秀吉が築城した長浜城から移築したものです。桂春院を創建した石河貞政が、その当時長浜城の城主であったことから、移築がなされました。
    内部には7畳の広間のほか、藤村庸軒好みの茶室「既白庵」(非公開)を有します。妙心寺ではその昔、茶道など修行の妨げになる可能性があるものを禁止していたことから、茶室は一見その存在が分からないよう配され、「隠れ茶室」と呼ばれます。
    希望される方には広間でお抹茶をお出ししています(500円)。

  • 月替わり御朱印

    桂春院では定番の御朱印の他、毎月内容が変わる見開きの御朱印をご用意しています。季節感のある絵を背景に、ご住職が選んだ禅語などを揮毫します。
    定番の御朱印は300円、月替わりのものは600円で授与しています。12月の禅語「看々歳月盡(看よ看よ歳月尽く)」は「看々臘月(ろうげつ)盡」とも書かれ、『虚堂録』の一節です。日本臨済宗に絶大な影響を及ぼした南宋末の禅僧、虚堂智愚(きどう ちぐ)の語録で、妙心寺開山の関山慧玄も虚堂和尚の法脈を継ぎました。
    「臘月」は十二月を表す言葉で、「十二月があっという間に終わるのと同じように、人生もあっという間に終わってしまう。ぼんやり生きず、自分の命をしっかりと見つめ直しなさい」という言葉です。

沿革

臨済宗妙心寺派大本山 妙心寺の塔頭寺院。慶長3年(1598)に織田信忠(織田信長の長男)の次男・津田秀則が水庵宗掬(すいあんそうきく)を開祖として見性院を創建したことに始まる。
秀則死後、無住状態であったのを美濃の豪族、石河貞政が寛永9年(1632)に、父の50年忌の追善供養のために桂南守仙(けいなんしゅせん)を請じて建物を整備し、父の法名「天仙守桂大禅定門」と母の法名「裳陰妙春大姉」から1文字ずつをとり桂春院と改めた。
玉淵坊作庭の庭が国の名勝・史跡に指定されているほか、本堂や書院などが京都府指定有形文化財に登録されている。

侘の庭の苔

拝観のご案内ADMISSION

公開期間
通年
公開内容
  • 本堂
  • 狩野山雪筆本堂障壁画
  • 長浜城移築の書院
  • 名勝庭園
拝観休止日
1月2日
拝観時間
9:00~17:00受付終了
11月~2月 9:00~16:30受付終了
※2021年12月5日(日)までの金土日・祝日は16時閉門(11月20日を除く)
現在、金土日・祝日に夜の
拝観料
400円
団体(30名以上)360円
ご連絡先
妙心寺桂春院 TEL 075-463-6578 / FAX 075-463-6578

交通案内ACCESS

所在地

妙心寺桂春院【公式ページ】 京都府京都市右京区花園寺ノ中町11

電車、バスでお越しの方

京都駅烏丸口から市バス
京都駅前バスのりばD3から26系統「北野白梅町・御室仁和寺・山越」行き →「妙心寺北門前」下車 徒歩約5分【目安50分】
京都駅からJR
JR嵯峨野線で「花園駅」下車 徒歩約15分【目安時間 約30分】
阪急西院駅から市バス
西大路四条 Bのりばから26系統「北野白梅町・御室仁和寺・山越」行き →「妙心寺北門前」下車 徒歩約5分【目安20分】
四条烏丸から市バス
四条烏丸Eのりばから市バス26系統「北野白梅町・御室仁和寺・山越」行き →「妙心寺北門前」下車 徒歩約5分【目安時間 約35分】

四条烏丸Eのりばから市バス91系統 大覚寺行き →「妙心寺前」下車 徒歩約10分【目安時間 約35分】

お車・タクシーでお越しの方

京都駅から約30分、地下鉄今出川駅から約15分、阪急西院駅から約15分
一条通りにある妙心寺北門の東側、南側にポストがあるT字路を南に曲がり妙心寺境内に進入。突き当り斜め左に大型駐車場有り(無料・妙心寺本山の管理)。桂春院は駐車場の東側。

株式会社京都春秋SECRETARIAT

   

〒604-8155
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