とんちで有名な一休宗純(いっきゅうそうじゅん)禅師を開祖とする大徳寺の塔頭寺院「真珠庵」。禅宗の名刹、大徳寺の中でも特別な存在であり、秀吉や利休を魅了した桃山時代の代表的絵師、長谷川等伯による方丈襖絵を所蔵することでも知られています。
真珠庵の坐禅体験は「大人が楽しむ坐禅会」がコンセプト。
山田宗正和尚との語らいや、お抹茶のおもてなしで、心和らぐひとときを体験いただきます。また、昨年、約400年ぶり新調された現代のクリエーターによる方丈襖絵や普段は非公開の書院「通仙院」(重文)、お茶室など、真珠庵の貴重な空間を体感。
静寂の境内に身を置き、禅の教えや、禅が求めた美に触れながら、じっくりと英気を養う坐禅会です。
約400年ぶりに新調された方丈襖絵。アニメやゲームのクリエーターや作家が手がけました。写真の襖絵は北見けんいち氏作の「楽園」
わび茶の祖、村田珠光作庭と伝わる「七五三の庭」
坐禅の前にお抹茶を頂きながら語らい、禅についてわかりやすく説明いたします。
臨済宗大徳寺派大本山、大徳寺の塔頭寺院。一休宗純を開祖として、一休和尚が亡くなられた10年後の延徳3年(1491)に堺の豪商、尾和宗臨によって建てられました。桃山時代に御所の化粧殿を移築した書院「通僊院」は重要文化財。二畳台目の茶室「庭玉軒」は江戸時代初期の茶匠・金森宗和好みとされ、内蹲踞の席として有名。方丈の東には村田珠光作庭と伝わる「七五三の庭」があります。
坐禅体験
坐禅会のご案内
大徳寺 真珠庵 坐禅会 京都市北区紫野大徳寺町52
京都駅から約30分、地下鉄北大路駅から約5分。大徳寺総門(旧大宮通り沿い)南側に有料駐車場有り