京都春秋

かぶき門

平家物語ゆかりの尼寺
寂光院

京の山里、大原にある、聖徳太子が父、用明天皇の菩提を弔うために建立したと伝わるお寺。代々尼僧が住職を務められていて、厳しい修業で知られる天台宗のお寺でありながら、境内はどこか柔らかい空気が流れています。美しいモミジが多くある一方、大原の気候を表すように美しい苔が随所で見られます。
平安時代末期、壇ノ浦の戦いで平家は源義経率いる源氏に敗れますが、その際に安徳天皇は入水をします。その後、安徳天皇の母であり、また平清盛の娘である建礼門院がこの地に閑居しました。舅に当たる後白河法皇もその建礼門院のもとを訪ねますが、その様子は平家物語にも描かれています。

  • 建礼門院草庵跡

    本堂の西には平家滅亡後に建礼門院が閑居した草庵跡がある。草庵の姿は既になく、跡地を苔が覆うその景色は、諸行無常という『平家物語』の一節を思い出させる。

  • 地蔵菩薩小像(重文)

    寂光院の本尊は2000年の本堂放火事件により焼損するが、奇跡的に像内納入物は被害を免れた。3,000体を超す地蔵菩薩の小さな木像もその一部で、現在、鳳智松殿(宝物殿)に安置されている。

  • 茶室「孤雲」

    昭和天皇即位の御大典の際に用いられた部材が寂光院に下賜され、それをもとに建造した茶室。「孤雲」の名は、『平家物語』に描かれた後白河法皇の大原御幸の一節にちなむ。平常非公開。

沿革

代々尼僧が住職を務める天台宗の寺院。推古2(594)年に、聖徳太子が父、用明天皇の菩提を弔うために建立したと伝わる。初代住職は聖徳太子の乳母であった玉照姫で、日本仏教最初の三比丘尼(尼僧)の一人である。
平安時代末期には、平清盛の娘であり、壇ノ浦の戦いに敗れて入水をした安徳天皇の母であった建礼門院がこの地に閑居し、滅亡した平家一門と亡き息子の菩提を弔った。舅に当たる後白河法皇も建礼門院の元を訪れるが、その様子は『平家物語』にも描かれている。今では建礼門院の草庵跡は美しい苔で覆われ一柱の碑が建つのみだが、かえって当時が偲ばれる。
山里の趣が感じられる境内には四季折々の草花が咲くが、特に晩秋の紅葉が美しい。本堂前の門へと続く石段は紅葉のトンネルさながらとなる。

本堂

拝観のご案内ADMISSION

公開期間
通年
公開内容
  • 本堂
  • 建礼門院草庵跡
  • 鳳智松殿(宝物殿)
  • 汀の池
拝観休止日
なし
※悪天候などによる拝観休止あり
拝観時間
9:00~17:00(受付終了)
※季節により異なる
拝観料
大人600円 中高校生350円 小学生100円
ご連絡先
寂光院HP http://www.jakkoin.jp/
TEL 075-744-3341

交通案内ACCESS

所在地

寂光院 〒601-1248 京都市左京区大原草生町676

電車、バスでお越しの方

京都駅から地下鉄と京都バス
  • 地下鉄烏丸線京都駅から国際会館行き→終点下車
    バス停国際会館から京都バス19番大原行き大原下車徒歩約15分【目安時間60分】
京阪出町柳駅前から京都バス
  • 出町柳駅前から京都バス16番、17番大原行き大原下車徒歩約15分【目安時間50分】
京阪三条京阪駅から京都バス
  • 三条京阪前から京都バス16番、17番大原行き大原下車徒歩約15分【目安時間55分】
京都駅烏丸口から京都バス
  • C3のりばから京都バス17番、18番大原行き大原下車徒歩約15分【目安時間75分】

お車・タクシーでお越しの方

国際会館から約20分、出町柳駅から約30分。門前に有料駐車場有り。

京都バスHP
http://www.kyotobus.jp/

京都春秋事務局SECRETARIAT

〒604-0832
京都市中京区間之町通二条下ル鍵屋町482
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