京都春秋

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北見けんいち「楽園」

一休禅師開祖の名刹、現代作家が描く襖絵公開
大徳寺 真珠庵

特別公開

2018年9月1日~12月16日

とんちで有名な一休宗純禅師を開祖とする大徳寺の名刹、真珠庵。曽我蛇足、長谷川等伯の方丈襖絵が寺宝としてありますが、修復へ入ることになり、約400年ぶりに方丈襖絵が新調されました。新襖絵のコンセプトは一休さんゆかりの寺院だけに「なんでもあり」。漫画家の北見けんいち氏、映画監督の山賀博之氏、アートディレクターの上国料勇氏など、現在第一線で活躍するクリエーターらが作品を手がけました。今回の一般公開では新襖絵の他、通常非公開の書院「通僊院」や茶室「庭玉軒」、村田珠光作庭と伝わる「七五三の庭」が公開となります。

 

  • 室中/北見けんいち 筆 『楽園』

    鹿児島県与論島に魅せられた北見氏が島民と過ごした情景。実在の人物や今は亡き人、漫画の登場人物など、北見氏の人生を彩った沢山の人々が描かれています。描かれている人物は、皆満面の笑み。真珠庵住職の姿も描かれています。

  • 檀那の間/山賀博之 筆 『かろうじて生きている』

    山賀氏は新潟県出身。能登生まれの長谷川等伯にシンパシーを感じ、日本海を描きました。長谷川等伯が線で石や松を描いたのに対し、点を重ね表現しました。向かって左にはウミネコ、右に戦闘機、中心には己の心を映す円窓が描かれています。

  • 礼の間/上国料勇 筆『Purus Terrae浄土』

    観音世菩薩、風神、雷神、不動明王、荼枳尼天、吉祥天、龍王、弁財天が舞う。描かれた神仏はモデルを使い、リアリティを表現。色彩は何度も色を塗り重ね、納得いく色彩を追及。幻の仏教都市と雲海のもとに広がる大地が完成しました。

  • 衣鉢の間/濱地創宗 筆 『寒山拾得』

    唐の時代の寒山、拾得という二人の禅僧。二人は仲が良く、いつも子供のように遊び回っていました。その様子があまりに風変りだったため、後世の人々によって特別視され、寒山は文殊菩薩、拾得は普賢菩薩の化身とする説が生まれました。

  • 大書院/伊野孝行 筆 『オトナの一休さん』

    NHK Eテレにて放送された「オトナの一休さん」は、一休さんの破天荒なエピソードを一休さんの漢詩集(狂雲集)を基にアニメ化されたものです。今作では、アニメのテーマソングを気持ちよく歌う一休さんが描かれています。

  • 仏間/山口和也 筆 『空花』

    野生の雁皮と山の湧水のみを使い、作者自ら紙を漉くところから始めた作品。早朝の坐禅で感じた闇の粒子によって作品の方向性が決定します。銀箔の星と松煙墨を交互に重ね、最後は特製花火によって画面全体に閃光を走らせ、刹那の痕跡によって永遠を描きました。

襖絵制作作家ARTIST

  • 山賀 博之

    株式会社ガイナックス代表取締役 / 映画監督

    代表作として「王立宇宙軍オネアミスの翼」(原案・脚本・監督)学生時代に設立し、自ら代表を務めるガイナックスは、大ヒットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の制作会社である。

    制作 / 檀那の間 8面

  • 上国料 勇

    イラストレーター / アートディレクター

    洋画家を経て1999年、株式会社スクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社。ファイナルファンタジーXII、XIII、XV等、シリーズの数々のゲームタイトルにおいてコンセプトアーティスト、アートディレクターを歴任。2017年春に同社を退社後、株式会社フルスクラッチを設立。現在フリーランスにて活躍中。

    制作 / 礼の間 8面

  • 伊野 孝行

    イラストレーター

    NHK Eテレのアニメ「オトナの一休さん」の絵を担当。児童書の挿絵や時代物に定評があり、優れた紙芝居に送られる第53回高橋五山賞や第44回講談社出版文化賞「さしえ賞」を受賞。著書に『ゴッホ』『こっけい以外に人間の美しさはない』『画家の肖像』がある。

    制作 / 大書院 5面

  • 北見けんいち

    漫画家

    赤塚不二夫の弟子となり、赤塚からは何度も「お前は下手だから漫画をやめなさい」と言われるも、持ち前の忍耐力と反骨心で遅咲きのデビューを飾る。代表作である長寿マンガ「釣りバカ日誌」が、1979年に連載を開始してから38年。77歳になった今も精力的に活動を行う。

    制作 / 室中 16面

  • 濱地 創宗

    日本画家 / 僧侶

    京都精華大学芸術学部卒業後の二年半を真珠菴にて暮らす。平成24年に出家得度、専門道場での生活を経て現在京都市在住。大学時代より継続している絵画造形の一方で、児童福祉施設での職務において子供のこころについて学んでいる。

    制作 / 衣鉢の間 4面

  • 山口 和也

    美術家

    瞬間の集積または痕跡による絵画/写真作品を制作する。一人の音楽家とステージに立って即興で交わされる間合いから描かれる”KAKIAIKKO”で、2000年 絵画の全国公募展関口芸術基金賞(峯村敏明・選)グランプリを受賞。2016年に完成した観音寺本堂の天井画「鳳凰図」では特製花火を用いて新境地をひらいた。

    制作 / 仏間

沿革

臨済宗大徳寺派大本山、大徳寺の塔頭寺院。一休宗純を開祖として、一休和尚が亡くなられた10年後の延徳3年(1491)に堺の豪商、尾和宗臨によって建てられました。桃山時代に御所の化粧殿を移築した書院「通僊院」は重要文化財。二畳台目の茶室「庭玉軒」は江戸時代初期の茶匠・金森宗和好みとされ、内蹲踞の席として有名。方丈の東には村田珠光作庭と伝わる「七五三の庭」があります。

伝 村田珠光 作 「七五三の庭」/史跡・名勝

拝観のご案内ADMISSION

拝観期間
2018年9月1日~12月16日
公開内容
  • 現代作家6名が描く方丈襖絵
  • 書院「通僊院」(重要文化財)※未就学児拝観不可
  • 茶室「庭玉軒」※未就学児拝観不可
  • 伝村田珠光作「七五三の庭」
拝観休止日
  • 10月19日~21日
  • 拝観時間
    9:30~16:00(受付終了)
    拝観料
    大人1200円、中高生600円、小学生以下無料(保護者同伴) ※未就学児は書院 通僊院と茶室 庭玉軒の見学はできません。
    ご連絡先
    京都春秋
    TEL 075-231-7015 / FAX 075-231-6420
    Emailでのお問合せはコチラから
    ご注意事項
    以下の事項について、予めご了承ください。
    • 境内は撮影禁止です。
    • 未就学児の「通僊院」(書院)および、お茶室「庭玉軒」の見学はできません。
    • 文化財保護のため、お荷物は境内荷物預かり所にてお預かりいたします。
    • お手洗いは大徳寺駐車場のお手洗いをご使用ください。
    • 拝観時、本堂室中はお参りいただけるよう正面の襖を開けています。
    • 建物の構造上、車いすでの拝観はできません。
    • 杖をお使いの方のため、杖カバーをご用意しております。
    • 境内ではスタッフの指示に従ってください。拝観の妨げになると判断した場合は、拝観料をご返納の上、お引き取りいただきます。
    • 暴風警報や大雨警報、地震など、文化財保護の為や拝観に来られる方に危険と判断した際は、事前の予告なく拝観休止とさせていただきます。休止を決定した時点で当HPやFacebook、Twitterにてお知らせいたします。

    交通案内ACCESS

    所在地

    大徳寺 真珠庵 京都市北区大徳寺町52

    電車、バスでお越しの方

    京都駅烏丸口から市バス
    • A3のりばから市バス206系統 千本通、北大路バスターミナル行き大徳寺前下車徒歩約7分【目安時間55分】
    • B3のりばから市バス205系統 西大路通、金閣寺・北大路バスターミナル行き大徳寺前下車徒歩約7分【目安時間60分】
    京都駅から地下鉄と市バス
    • 地下鉄烏丸線京都駅から国際会館行き→北大路駅下車
      北大路バスターミナル青のりばから市バス1・101・102・204・205・206系統大徳寺前下車徒歩約7分【目安35分】
    京阪電車出町柳駅から市バス
    • 出町柳駅前から市バス1系統 西賀茂車庫行き、102系統北野天満宮・金閣寺行き大徳寺前下車徒歩約7分【目安時間30分】
    阪急大宮駅、嵐電大宮駅から市バス
    • 四条大宮のりば8から市バス206系統 千本通、北大路バスターミナル行大徳寺前下車徒歩約7分【目安時間35分】

    お車・タクシーでお越しの方

    京都駅から約30分、地下鉄北大路駅から約5分。大徳寺総門(旧大宮通り沿い)南側に有料駐車場有り

    株式会社京都春秋SECRETARIAT

    〒604-0832
    京都市中京区間之町通二条下ル鍵屋町482
    TEL 075-231-7015 / FAX 075-231-6420
    (受付時間 平日10:00~17:00)

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